Friday, March 16, 2012

コロラド


世界遺産タオスプエブロは、まさかのClosed。一年のうちで10周中だけ閉まってるそうな。目の前まで行って、てっぺんの方だけ見て引き返して来た。。。。。。

その後、Earthshipに通りかかり、ほうほうと覗きに行くと、入場料$7というので駐車場で料理して昼飯喰って、中を見らずに後にした。行儀悪いです。
自分達の活動を人に見てもらうのに、お金を取ろうという考えが気に入らない。
その先に、「お手頃価格の土地を買って、家を建てませんか?」という看板を立てた広大な空き地が国道の両脇にあって、その中でヒッピー達がスクールバスやRVを並べたり、ゲルやドームを建てたりして暮らしていた。
アースシップなんかより、ずっと自由な気がした。

フロリダからテキサスまで続いた一枚の大陸プレートは、ニューメキシコとのボーダーでパッキリ割れて、水の浸食の爪痕が見え始め、真っ平らな乾いた平原にメサが並ぶこの地独特の景色となる。
そしてその景色もタオスで見納め、道が突然上り始めたかと思うと、既にロッキー山脈の中に居る事に気がつく。登りが激しすぎて、全然距離が稼げない。地図上ではすぐの筈のデュランゴにも今日は辿り着けなかった。
この一月半、相当な田舎にも出掛けて来たつもりだったが、今日の国道64号は驚く程ヒトの暮らしから離れた土地だった。真っ白に雪をかぶった森の中をはしる道沿いに、町と言える様な場所は一つもなく、ただ集落が思い出した様に30分おきくらいにポツリポツリと出てくるだけ。しかもそのうちいくつかはゴーストタウンや潰れたスタンドだった。

そんな荒れた道程に突然、川沿いに水着を着た人達がワイワイやってる場所が現れた。

アメリカで初めて見た、限りなく日本の温泉宿に近い形の温泉宿だった。
これで美味い川魚の料理でも出てくれば、正に黒川温泉あたりのいい宿だ。
実は、この旅で温泉には2回も振られており、残り物には福がある感じでココが一番よかった。
こういう、地元の人間向けのツーリズムに紛れ込むのは、大体いつもけっこう楽しい。

やっと温泉入れました。

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